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JIRO NAKAYAMA

「ARATiのキャンドル」

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DEC , 2018

PROFILE

□ PROFILE DATA

JIRO NAKAYAMA

Candle Artist  |  ARATi

1984/09/22
大阪生まれ
2007〜2014
服の刺繍やプリントなどの加工を中心としたデザインの企画
2014〜
ARATiを立ち上げ、candleアーティストとして活動
2019〜
lau(らう)を立ち上げ、ヨーロッパを中心にcandleアーティストとして活動予定。スタートとして、2019年2月末にParisにてCollectionを発表予定

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CAPTION

ARATiのキャンドル

 

そこに流れる静かな空気さえ敏感に感じて、小刻みにふるえたり、揺らいだり、ピタッと止まったり。灯は小さくも力強く、熱が生み出す振動が伝わってくるようでもありました。

 

自然が生んだ造形の美しさをキャンドルで表現するARATi。

 

世界を旅して遭遇した、一目で心を打たれる光景。それは、じっと見ていると吸い込まれてしまいそうになる空の色。長い年月をかけ出来上がった、美しくも不思議な鉱物の世界。または海に生きる神秘的な生命体であったり、古くからその地に息づく人々の暮らしそのものであるのかもしれません。

 

木の葉が風になびく音や川のせせらぎに癒されるように、この白く輝く灯にもそんな不思議な力があるような気がしました。

 

今年もあっという間にあと1ヶ月。街のイルミネーションもとてもキレイですが、キャンドルのやさしい灯でくつろぐ夜も素敵ですね。

 

BRAND DATA

ARATi

古来より、人々と密接な関係にあった蠟燭。

随分とまえから、日本では使用される事が少なくなったなか、インドやネパールを中心に訪れた旅先で、儀式ではもちろん、村の家では、薄暗いなか日常的に蠟燭が使用され、人々が灯りを囲む時間がまだ残っていた。その光景に強く心を動かされ、今の日本でもそんな空間や習慣を作りたいと想い、2014年よりcandle創りを始める。

近代化とともに減っていく自然。

液体や気体の結晶、海に住まう神秘のかけら、また地球たった一つの衛星など… 私たちと共に生きずく、繊細で美しく、そして力強い自然。そういった自然の造形美をテーマに、植物性100%の材料を使用しcandleを製作している。

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UPDATE : 2018/Dec/01 | AUTHOR :

TIE UP PROJECT