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山田 英司・真紀

「スノードロップ」

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MAR , 2017

PROFILE

□ PROFILE DATA

山田 英司・真紀

造園家・庭師  |  green + garden tamansari

(左)山田英司 1971年大阪・八尾生まれ。
(右)山田真紀 1970年広島生まれ大阪育ち。

2006年11月28日、夫婦で共に「green + garden tamansari」を設立。「tamansari」=「美しい庭園」の意。「住まう人の暮らしに寄り添ったお庭づくり」をコンセプトに、庭という空間がそこに息づく全てを繋げる場としていきるよう、“素”の素材にこだわり、人の手で作るココロのある庭づくりを提案する。
昨年2016年に10周年を迎え、今年2017年夏以降は“庭的体験と体感”を共有するコミュニティースペース「+Hygge BASE(プラスヒュッゲベース)」の運営開始を予定。

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─スノードロップ(Snowdrop) ─

 

学名:Galanthus

ヒガンバナ科ガランサス属の球根植物の総称。多年草。

 

晩冬から初春にかけ花を咲かせるため、春を告げる花として知られる。

和名を待雪草(マツユキソウ)といい、その名の通り雪の中で春の訪れを静かに待つ。

ヨーロッパ原産、日本には明治時代初期に渡来したとされている。

秋に植えた球根が早春(2〜3月)に花を咲かせ、6月頃茎葉が枯れ休眠に入る。

夏の間も球根を掘り上げる必要はない。

花は一輪、白色でうつむくように下向きに咲き、3枚の長い外花被と短い内花被を持つ六花弁。

夜間や降雪時につぼみのように花を閉じるのは、日中に溜め込んだ温かな空気を逃がさないようにするためだと言われている。

 

一足先に、まだ寒い初春を可憐に彩る純白の一輪。春はもう目の前まで。

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UPDATE : 2017/Mar/01 | AUTHOR :

TIE UP PROJECT