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木下 智子

木下 智子

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SEP , 2016

PROFILE

□ PROFILE DATA

木下 智子

店主  |  FLOWER CAFE baobab

地元である大阪市旭区で6年間小さな花屋を営み、2006年4月北堀江にFLOWER CAFE baobabをOPEN。開店当時4人姉妹で始めたカフェ部門を2012年に終了し、現在は姉2人との3人で花屋として営む。植物の姿ひとつひとつそのものがアートであると捉え、セレクトされるものは珍しいものも多い。鮮度、大きさ、発色など、細部にまでこだわりを感じさせるそれらは、デザインという観点で選び抜かれた植物でもある。
「花をデザインし、花でデザインする」─ 今年2016年に移転10周年を迎えた、都会の中にある“お抱えの花屋”として今日も常連が足繁く通う。南船場からほど近く、西心斎橋との境目に位置していることもあり、最近ではアメリカ村の緑化に携わるなど、ガーデンデザイナーとしての活動なども幅広く行う。(近年の主な活動内容:サンボール壁面緑化 / BIGSTEP緑化 / 北清水町通りフラワーなど)

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─ ローゼル ─

開花時期:9月〜11月

 

通称ベニアオイと呼ばれる西アフリカ原産のアオイ科の植物。日本へは明治時代に沖縄に伝わったとされ、主に家庭菜園などで栽培されてきた。枝や実は赤いが、同じアオイ科であるオクラに似たクリーム色の花を咲かせる。花が咲き終わると、「萼(がく)」と「苞(ほう)」が厚く肥大する。

 

このイチゴの果実のような、ホオズキのような部分は、萼がその中に実を包み込んだもの。だが、実といっても中に甘い果肉が詰まっているわけではなく、固く小さな種が入っている。そして根元のイチゴのヘタのような部分が苞。

 

この肥大した萼と苞は爽やかな酸味があり、生で食すこともできる。ジャムやゼリー、果実酒などに利用される他、萼や苞の部分を乾燥させ煎じたハーブティー「ハイビスカスティー」の原料としても有名である。その他葉は野菜、茎は繊維の原料として、また種子は煎って食用にすることもできる。

 

吸い込まれてしまいそうなほど美しいルビー色の果実ローゼルから、一足早い秋をお届けします。

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UPDATE : 2016/Sep/01 | AUTHOR : 編集部

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