UPDATE : 2017/Dec/06
AUTHOR:
建築家 橋本 健二
数年前の事象が 少し蘇る。
似合わない詩に
Pernodを飲みながら
光が 見えた
いや 時と時の狭間かもしれない
そして 遠くに霞んでいく
音色は 聴こえない
いや 少し響いてきている
創造と想像を くりかえしていく
そして漆黒の場を迎える
それから また光が見えた
光の線が 重なり合い影を造る
それは壊れた屋根からの光だった
壊されていく屋根
そこは 小さな子供たちが 集まる場
時を経て大人たちも 集まる場
近所の猫と猫も 集まる場
懐かしい匂いする場
その場の大切さを今 知る
壊れていった
その空気と空