続 橋本健二

建築家 橋本 健二氏が綴るどこか不思議な小説

第十三話「昨日は どこにいってしまったのか!」

  いろいろな音楽を聴きだしてそろそろ47年だ。 最近になってデザインにその要素が出てきたか 聴きだした頃は毎日レコードを買いたかったのでレコード屋めぐりの日々である。 ある時だったか他店のレコード屋の紙袋を持ってあるレコード屋に行った時 その紙袋にレコードが増えていた不思議な現象があった...

UPDATE : 2017/Jun/21

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第十一話「審美眼」

また同じような夢を感じた。 抽象的な構成美のヴィルジングの中を彷徨うそこは不思議な色彩にあふれている。 そこで強烈な耳鳴りに襲われる。 気が付くと腕には無数のホッチキスの針が埋め込まれている。 目が覚めた。 小前田はバッタのように飛び起き一杯のシャリュトリューズを飲み干す。 このような夢を重ねていき...

UPDATE : 2017/Jan/14

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第八話「空秋」

  そろそろ運動会の季節か・・・・・・・ と25年くらい前の幼稚園での運動会を思い出した。 幼稚園児の息子を小さなタイヤ付のプラスチック製の籠に乗せて 父兄が押して競争するシーンを 酒も入っていた小前田は コーナーをドリフトして進み ゴールで止まりきれなく両手で籠の全面を手で 突っ張った息...

UPDATE : 2016/Aug/31

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第五話「自然との調和」

  小前田は 久しぶりに映画館に行った。 幼少の頃 祖母に連れた行かれた大映の映画が とても怖かった記憶がよみがえる。 高校時代に観に行ったパゾリーニ「ソドムの市」もよみがえる。 彼女と行ったが・・・・・ 変な人だと思われる。   小前田は 美しい場面や刺激的なシーンになると そ...

UPDATE : 2016/Feb/09

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第四話「隙間と狭間」

  あのアメリカから帰ってきて2か月 小前田の心にポッカリと穴が開いたような日々 穴と言っても不定形な穴 そして時間と共にその辺の残土で埋めていく。 少し明るい心になった小前田 コロンビアの日本舞踊用のポータブルプレーヤーのレコードに針を落とす。 ペラペラ音のスライドギターが五臓六腑に沁み...

UPDATE : 2015/Dec/07

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第三話「景色と景色の間」

  小前田は 太平洋上の座席に座っている。 1986年刊の今は廃刊になった「都市住宅 ニューヨーク特集」で読んだアメリカへ。 あの建築は あるのか?いや無いのか? 気がつけば もう50代半ば。 髪の毛のすこしづづ前進してきたではないか、いやスライドしてきているのか。 マッスルカー好きだが今...

UPDATE : 2015/Nov/01

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INTRODUCTION

「あれ読んでおいた方がいいよ」が、いつの頃か苦手になって、本が大好きだから買うのですが、見て触ってるのが好きで、あまり読み込むことがありません。そのせいのような気がするし、いや、関係ないかは分からないのですが、取材をきっかけに読んだ、誰かの綴った気楽な読み物にのめり込むことがごくまれにあります。

「続 橋本健二」もそのひとつ。ある時は歌が苦手なギタリスト、またある時はバーテン、無類の車好きでありファッショニスタでもある髪の長い建築家、橋本氏が綴るどこか不思議な小説です。

それは構想52年、まだプロローグ。読んでおいた方がいいと思います。

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建築家

橋本 健二

1959年橋本工務店 社長秀雄の二男として生まれる。小・中・高の成績は美術が飛びぬけて良く音楽は1だった。小学校は人形劇クラブ・中学は社会科研究クラブで古墳の発掘をしていた・高校は散歩クラブ所属。

1959年:大阪府茨木市生まれ
1983年:大阪工業技術専門学校建築科卒業
1986-92年:合田デザイン事務所
1993年:橋本健二建築設計事務所 設立

橋本健二建築設計事務所

www.kenjihashimoto.com

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