6月1日(土)2日(日)の2日間、山梨県清里にあるキープ協会清泉寮にて、「第10回 良い食品博覧会」が開催される。

本イベントでは、安全でおいしい食品にこだわる約50社の生産者による食品の展示販売会や、食にまつわるワークショップなどが催される。また10周年記念企画として、フードジャーナリストの向笠千恵子氏を迎えた講演会も予定している。

「良い食品博覧会」は、安全で美味しい食品を提供することを目的として、1997年7月に発足した「良い食品づくりの会」が、2004年から毎年開催している食についてのイベントだ。

「良い食品づくりの会」は、食品ごとに品質基準（原材料や加工法など）を設定し、この基準をクリアした食品だけを「認定品」として、販売協力店で提供するなどの活動を続けている。

第1回から、山梨県清里で開催されている本イベント。都市を離れ、あえて不便な場所で開催するのには理由がある。それは、南に富士山、北に八ヶ岳をはじめとする日本百名山の八峰を望み、森や牧草地が織りなす素晴らしい環境の中で、自然と触れ合い「感じるこころ」を育んでいただけたら、という願いがあるからだ。

フェアトレードで無農薬・有機栽培の食材だけで3食用意するのは、そんなに簡単なことではない。でも、例えば週に1日とか、無理のない程度に取り入れることは可能ではないだろうか。

食の問題を難しく考えるよりも、こういったイベントで実際に体験することが大切なのかもしれない。

関連サイト

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良い食品づくりの会 http://yoisyoku.org

良い食品展覧会 プログラム http://yoisyoku.org/information/2013/04/000942.html

公益財団法人キープ協会 http://www.keep.or.jp