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YOHEI TAKEMOTO

「琥珀のお菓子」

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FEB , 2018

PROFILE

□ PROFILE DATA

竹本 洋平

五代目  |  髙山堂

40歳 / 兵庫県西宮市出身
明治20年より続く和菓子屋「髙山堂」の五代目として西宮に生まれる。髙山堂は大阪で創業し、現在は西宮に本店を構える。子供の頃から和菓子に慣れ親しんできたため、「和菓子をもっと日常に」をモットーに、様々なブランドや作家さんとのコラボに力を入れている。

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CAPTION

─ 琥珀のお菓子 ─

表面は薄氷のようにシャリっと、中はほろほろっとほどけるゼリーのような食感が不思議で懐かしい。煮て溶かした寒天に砂糖などの甘味を加えつくられるこの和菓子は「琥珀糖」

 

透明の寒天をクチナシの実で琥珀色に染めていたことが由来とされ、単に「琥珀」や「琥珀菓子」と呼ばれたり、江戸時代には「錦玉羹(きんぎょくかん)」という名称が一般的だったとされています。

 

長い年月をかけ美しい宝石へと姿を変える琥珀になぞらえ、大昔から親しまれてきた伝統ある和菓子。

 

今では家庭でも作ることができる『食べられる宝石』として人気が出てきています。

 

お写真はそれぞれカシス・ライチ・フランボワーズでフレーバーをプラスしたもの。素朴な風味はもちろん食感、美しい見た目も楽しめる和菓子、琥珀。気がつけばあっという間に逃げて走っていってしまう2月ですが、たまにはこんなキラキラしたお菓子でほっと一息…そんな時間ももちたいですね。

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UPDATE : 2018/Feb/01 | AUTHOR :

TIE UP PROJECT