mado

books+kotobanoie 加藤氏による「mado(窓)」をテーマにした連載書評

vol.02

盲目的に、スーザン・ソンタグ(1933-2004)が好きだ。 才色兼備、異性に興味がないらしいのが残念だけれど、とにかくイイ女だと思う。   日本人でいうとオノ・ヨーコや草間彌生なんかと同時代のニューヨーカーだけれど、たとえば「キャンプ**」という美学のスタイル(様式)を鮮やかに掬いあげた...

UPDATE : 2014/Mar/04

TITLE: 良心の領界 | スーザン・ソンタグ | NTT出版 | 2006 ...

vol.03

少し長いけれど引用する。   体型は、羽根枕型。ふっくら焼き上がった切り餅の香りが立ちのぼりそうなすべっとさらっとした肌。髪はショートのチリチリパーマ。顔はすっぴん、なべて丸顔。眉薄く八の字、目小さい。お乳は小振りの滴型。ちょっと左右離れ気味だが、垂れ乳と称す程のボリュームはない。乳頭は色...

UPDATE : 2014/Apr/03

TITLE: 入浴の女王 | 杉浦日向子 | 講談社 | 1995 ...

vol.10

なんともシビレる男前なフレーズ。   こんな風にピンポイントに胸に突き刺さってくる言葉に出会うことは、それほど多くはない。しかもそれが本のタイトルなんだから、これはもう買うしかない。     □ だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ | 都築響一 | 晶文...

UPDATE : 2014/Nov/11

TITLE: だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ | 都築響一 | 晶文社 | 2008 & 洲之内徹が盗んでも自分のものにしたかった絵 | 洲之内徹 ...

vol.12

去年いちばん良かったのは、「気持ちいいことだけしていたい」と、はっきり言えたことだ。     もちろんこれまでずっとそう考えてきたことだけれど、心のなかに置いておくだけじゃなくて、「快適じゃなければ、地球なんてなくなったっていいんだ」という、大げさにいえば覚悟のようなものを、なん...

UPDATE : 2015/Jan/16

TITLE: 春灯雑記 | 司馬遼太郎 | 朝日新聞社 | 1991 ...

INTRODUCTION

books+kotobanoie 加藤氏による「mado(窓)」をテーマにした連載書評。

BOOKS+コトバノイエとは、山の中にある家であり古本屋。店主である加藤氏が「mado(窓)」というテーマで、毎月1冊の本をセレクトし語る全12回の連載企画。終わりと始まりが交錯した70年代文化の洗礼をリアルタイムで受けたからこそ見える眺めを、1冊の本を題材に切り取る。

時には経験していないのに感じ取れてしまうLIVE感の中、行きつ、戻りつ本の旅へ。今とこれからを見つめる「mado」を開いてみませんか?

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加藤 博久

1955年 滋賀県生まれ
ある建築家との出会いをきっかけに家を建てる。家を建てたことがきっかけとなり、自宅を予約制の古本屋としてオープンさせる。本をきっかけに訪れる人達と店主との間に、色んなことが起こり始める。イエを飛び出して、本を出張させることもある。

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