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SNAP REPORT 古ビル再生博覧会 – ビル博 –

UPDATE : 2012/Oct/30 | AUTHOR : makiko ueno

古ビル再生博覧会 ビル博 2012.10.13 ~ 11.4
10月13日より大阪市中央区久太郎町にて開催中の 古ビル再生博覧会『ビル博』。かつて大阪船場が、繊維業で最も賑わいを見せていたあの時代。会場となるOSK(大阪繊維共同販売所)ビルは、そんな当時の大阪の商いを支えてきた丼池ストリートを象徴する、歴史ある佇まいを今に残すビルだ。

3階から5階までの各フロアにて、様々なイベントが開催されている。3階部分は、効率追求の波紋が広がる現在に、不均質ではあるけれど魅力のある“ハコ”と、その新しい使い方“2nd Cycle”を提案する「みんなの不動産」が主催。古ビルの使い方を提案するオープンシェアオフィスを見学できるスペースや、様々なワークショップ、また27日(土)からは、大阪の個性ある古本屋が集まり、「夢見る女工さんの部屋」と題したインスタレーションも開催中。

 

また今回、OSKビルを再生するにあたり、ペントハウスから発見された20脚もの壊れた椅子。この椅子を再利用する事から始めようと、事前に先行開催されたワークショップで再生されたそれらの椅子も展示されている。

そして4階5階スペースは、“シゴトを遊ぼう”をテーマに、IFDA日本支部が主催する「デザイナーショーハウス」が開催中。「デザイナーショーハウス」とは、約40年前にアメリカで始まった歴史あるイベント。老朽化によって価値が損なわれつつある建物を、インテリアデザイナーが個性あるデコレーションを施し、再生し、これを一定期間一般公開するといったものだ。

 

4階では、8つの部屋と共用部を10人のデザイナーがリノベーションし、個性あるインテリア・エレメントを施したルームデザインが見学できる。また5階では、元ビルメンテナンス用のペントハウス会場に、2m x 2.5mのテーブル大のスペースで、10人のデザイナーやアーティストが表現するテーブルスケープが初展示されている。

 

活気を失いつつある何とも言えない哀愁の陰に感じる事のできる、昔の大阪の商いの面影。そこに新しい命を吹き込む、様々なデザインの提案。どこか懐かしく居心地の良い、遊びのあるお気に入りのシゴト場が見つかるかも。

 

(※写真は順不同に自動で並び変わります) 

 

開催概要

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開催期間 : 10月13日(土)~11月4日(日)

開場時間 : 11:00~19:00

会  場 : 大阪市中央区久太郎町3-1-22 OSKビル

入  場 : 3階 / 入場無料 、 4階・5階 / 一般1,000円 学生 500円

Camera / toshinori cawai

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