MAWAMBA
UPDATE : 2011/Sep/07 | AUTHOR :
美術作家 才木 寛之氏の手がけた、皮革を用いたオブジェがエントランスに飾られた店内。正面にはMAWAMBA「戦士」と言う名前を象徴した大きな絵が飾られ、ディスプレイにもこだわりが伝わってくる店内は、一歩足を踏み入れると、心地よいdubが流れている♪
オーナー酒井氏曰く、『スタンダードなものがないんですよ。』と一言。
壁面に陳列されたアイテムは、一目で個性のあるものや、クスッと笑ってしまうようなもの、また手に取るとじっくりと眺めてしまうような、一癖も二癖もあるアイテムがぎっしり詰まっている。
酒井氏:『年代や希少性にこだわらず、純粋に僕が面白いと思った物を集めています。インパクトがあって、コーディネイトのアクセントになるような…ふざけた服… まじめに馬鹿げた服が好きなんですよ。』
なるほど。
メンズやレディース、年代、テイストも様々な物が隣り合う、一見バラバラにも思える個々のアイテム達だが、独特の存在感で何の違和感もなく一つにまとまっている。
古い物では1800年代後半頃の物から近代の物まで揃う、そのどれも造り、クオリティーのしっかりした物だから驚きだ。
そんな酒井氏に、今シーズンのお勧めスタイルを聞いてみた。
酒井氏:『着こなしの打ち出しはほとんどしていません。それぞれ個々のお客様に合った、気に入ってもらったアイテムを一つプラスしてもらえれば…』
と、とても謙虚でありながらも、押しの強いとびきりの一点を常時取り揃えてくれているのが魅力のひとつかもしれない。毎日のスタイルに一つプラスする、コーディネイトの仕上げに大活躍間違いなしのアイテム。また、個人的に好きなので見てしまう年代物を含め、とても良心的な価格設定なのがついつい目移りしてしまう理由の一つだ。
古着と言う枠を超えて、新しいスタイリングを提案してくれるMAWAMBA。そんなオーナー酒井氏の着こなしも、個人的にとても気になるところ。もともと音楽活動もされていた酒井氏は、9月末にはCLUB STEREOにて、久しぶりにDJをされるという事で、今からとても楽しみだ。
こだわらない、と言うこだわりが創りだした新しい感覚というのか、いつも新鮮な印象を受ける。天王寺界隈を散策する際には是非一度足を運んでみてはどうだろう。きっと誰にも教えたくないお店リストに入るハズ。
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Information | MAWAMBA
http://twitter.com/#!/MAWAMBA_abeno
大阪市阿倍野区阿倍野筋2丁目4-48 紀泉ビル1F
営業時間 : 13:00-21:00
定休日 : 毎週木曜日
取扱いブランド : Antique and Vintage Clothing